済生会宇都宮看護専門学校は、平成10年4月に発足した3年課程(全日制)の看護教育機関です。
済生会は、明治44年に明治天皇の『済生勅語』により、「医療を受けることができない人々を施薬救療の途を講じ、再起の喜びを与える施設をつくるように」というご趣旨のもと設立されました。現在は社会福祉法人として、秋篠宮文仁親王を総裁に、東京都に本部を、40都道府県に支部を置いている。おもな事業として、医療施設、老人保健施設、福祉施設、児童福祉施設、障害者福祉施設、訪問看護ステーション及び看護師養成施設等を運営しています。
済生会宇都宮病院は、昭和17年に設立され、戦中戦後の物資窮乏の時代を通して、常に医療の灯をともし続けてきました。現在は、栃木県救急救命センターを含め、644床をもつ総合医療体制の整った公的病院として、地域医療の中心的役割を果たしています。
済生会宇都宮病院看護専門学校は、昭和27年准看護婦養成に始まり、昭和52年に進学課程、この間、社会や医療の状況も変化し、より一層、社会的・時代要請に応えられる看護師の育成を目指し、平成10年3年課程の看護師養成機関として開校し、現在に至っています。令和5年3月には、第23回生が卒業し、卒業生総数777名となりました。本校は、済生会設立の理念である「済生の精神」に基づき、看護を志す人たちが、人間尊重、生命の尊厳に価値をおき、社会人として調和のとれた人間形成を追求し、看護の実践者として成長する人材を育成することを目指しています。
少人数制のきめ細かい指導体制
徹底した技術力育成
恵まれた実習環境