ご挨拶
今の日本の高齢者の多い社会構造から求められる人材は介護、看護業務に携わる人たちです。
本校は、看護職への資格が2年間でとれる教育機関です(自治体の資格試験に合格するのが必須)。
本校の受験資格には下記の様に2種類あります。
1)推薦(学校・施設)、2)一般(社会人含む)です。
本校は1973年に開設され、この四十余年間で、約1,400名の看護師を世に送り出してきました。
本校の母体である医療法人報徳会宇都宮病院は、精神科医で俳人でもあった故平畑静塔先生(元大阪医学専門学校精神科教授)を初代医院長としてお招きして1961年に開設され、2016年に設立55周年を迎えました。
精神科・内科に加え、時代の変遷とともに地域の実情に応え、介護老人保健施設・地域包括支援センター・障害者福祉施設・地域活動支援センター等も開設し、信頼される医療法人になるように常に刷新・改革に努めています。
《本校の現状》
本校の現在の学生は高校・短大・大学の新卒ばかりでなく進路変更による社会人等多様な年齢の学生構成です。
本校の特徴の一つ”働きながら資格が取れる”ため、報徳会宇都宮病院としても様々な便宜を図っています。
例えば、学業の傍ら看護助手として働く方には奨学金や住居の便を提供しています。
報徳会の奨学金は卒業・資格取得後当院に3年間勤務することにより、返済の必要はありません。学生専用の駐車場があります。
最近10年間の卒業生の准看護師資格試験の合格率は100%を維持しています。
また、准看護師の資格取得後にさらにキャリアアップを目指す方も病院は支援しています。
本校は社会人の方達へも以前から門戸を開いて来た実績があります。
社会人としての経験は看護を必要としている多様な方達と接する際に役に立つでしょう。
自治体も社会人の新しい可能性を応援しています。例えば栃木県は看護職員修学資金を整備していますし、多くの県内市町村も母子・父子家庭を対象として高等職業訓練促進給付金を用意しています。オープンキャンパスに是非お越し下さい。
その上で本校を受験、看護への道を選び、進んでいただきたい!とお待ちしています。
医療法人報德会宇都宫病院附属准看学校
学校長 津久井 菱子
2年間で准看護師資格試験の受験に必要な知識と技術を学びます。実習のない期間の火・水・木曜日の午前中は、アルバイト等で働くこともできます。
令和6年度入学者募集要項を送ります。
令和5年度オープンキャンパスを開催します。看護の道をめざす方はぜひご参加ください。